スマホ生活のELSI(倫理・法・社会的イシュー)を考える

スマホ生活のELSI(倫理・法・社会的イシュー)を考える

野上 大介

IT企業勤務・(当時)厚生労働省参与
 
テクノロジーの理解と多様な業務経験に基づきチームの活動を推進するジェネラリスト。東京大学大学院にて技術経営を専攻、修士課程を修了。大手コンサルティング会社にて経営コンサルティング業務に従事したのち、ITベンチャーでビッグデータ活用や全社変革プロジェクトに従事、現在はHRテックベンチャーに所属。接触確認アプリCOCOAには厚生労働省技術参与(2021年3月~)として品質改善・運用終了等を中心に関わった。

神里 達博

神里 達博

千葉大学大学院教授
 
1967年生まれ。
千葉大学大学院国際学術研究院教授、同総合国際学位プログラム長。大阪大学客員教授、日本学術会議連携会員、朝日新聞客員論説委員、理化学研究所客員主幹研究員などを併任。
博士(工学)、専門は科学技術社会論、科学史、リスク論。2014年より朝日新聞紙面にて『月刊安心新聞+』を連載中。著書に『文明探偵の冒険』(講談社現代新書)、『ブロックチェーンという世界革命』(河出書房新社)、『リスクの正体』(岩波新書)など。

坂元 昇

坂元 昇

川崎市立看護大学/看護短期大学長  川崎市健康福祉局医務監
 
1978横浜市立大学医学部卒、1982大阪大学大学院医学研究科博士課程修了、同年大阪大学医学部助手、1983フランス政府給費留学生(ピエール・ヴェルトハイマー神経病院臨床研修、リヨン)、1987山口大学医学部助教授、同年ニューヨーク大学医学部病理学教室主任研究員、1990ファイザー臨床開発統括部長、1995川崎市入庁、1996ロンドン大学衛生熱帯医学大学院、2006川崎市健康福祉局医務監(現在に至る)、2013予防接種・ワクチン分科会委員他、2022川崎市立看護大学長。

長倉 克枝

株式会社日経BP 日経クロステック/日経コンピュータ記者
 
日経クロステック/日経コンピュータで主にデジタル庁や地方自治体を始めとした公共・準公共領域のIT関連を担当し取材・執筆。新型コロナウイルス感染症対策関連では、接触確認アプリCOCOAも取材した。

長門 裕介

長門 裕介

大阪大学社会技術共創研究センター(通称:ELSIセンター)
 
慶應義塾大学文学研究科哲学・倫理学専攻博士後期課程単位取得退学。専門は倫理学・社会哲学、情報倫理学。早稲田大学、東京工業大学非常勤講師などを経て現職。自由・幸福・権利といったさまざまな概念の倫理学的研究と並行して、企業における先端情報技術のELSI(倫理・法・社会的課題)の対応についての研究を行っている。最近の著作に『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(共著, 総合法令出版)など。

横田 明美

坂元 昇

明治大学法学部専任教授。2006年東京大学法学部卒、2008年東京大学大学院法学政治学研究科法曹養成専攻修了(法務博士(専門職))、2013年同・総合法政専攻博士後期課程修了(博士(法学))。(一財)行政管理研究センター研究員、千葉大学大学院社会科学研究院准教授を経て2023年4月より現職。専門領域は行政法、環境法、情報法。2年間の在外研究(ドイツ)中にコロナ危機に直面した。主著に『義務付け訴訟の機能』、『ロボット・AIと法』(共著)、『コロナ危機と立法・行政 ドイツ感染症予防法の多段改正から』がある。

米村 滋人

東京大学大学院法学政治学研究科教授
 
2000年東京大学医学部卒。東大病院等に勤務の後、2004年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。日本赤十字社医療センター循環器科勤務を経て、2005年より東北大学大学院法学研究科准教授。以後、法学の教育・研究を行う傍ら、循環器内科医として診療にも従事。2017年より現職。専門は民法・医事法。

尾藤 誠司

尾藤 誠司

本Webinarイベントの企画者。JST RInCA 携帯電話関連技術を用いた感染症対策に関する包括的検討 (米村班) における社会対話グループ分担研究者
国立病院機構東京医療センター内科医師
主な研究領域は医療における共同意思決定/意思決定コミュニケーション
参照WEBサイト「うまくいかないからだとこころ」http://umakara.net/

藤田 卓仙

藤田 卓仙

JST RInCA 携帯電話関連技術を用いた感染症対策に関する包括的検討 (米村班) における分担研究者
神奈川県立保健福祉大学・特任准教授、慶應義塾大学・特任准教授
内閣官房 接触確認アプリに関する有識者検討会合 委員
主な研究領域は、医療情報における法政策・倫理
主著: 『認知症と情報』(共著)、 『次世代医療AI:生体信号を介したAIとの融合』(共著)