私たち研究班ワーキングでは、次の感染症パンデミック等有事を想定した上で、スマートフォン等携帯端末を通じて得られる情報を活用することを念頭に、個人のプライバシーを尊重しながら緊急的な危機に対応するための情報活用のあり方に関する国政側への提言を「4つの提言」として案を作成中です。今回のディスカッションは、これらの提言を完成させる上での重要な意見交換の場として開催することとしました。
接触確認アプリ「COCOA」についての総括
今後新たに感染症パンデミックの脅威が発現した際に、 国及び地方の行政機関、並びにそれらの公衆衛生に係る付属機関(以下、当局等とする)が 患者、接触者、および感染リスク対象者等の パーソナル・データ(以下、PDとする)を 取得/活用する上での 基本的な考え方についての提言(230905時点案)
感染症パンデミック等「非常事態」発生時の スマートフォンアプリ利用に関する 基本的開発および運用手順の骨子について :草案230718アップデート(230905時点案)
■【尾藤誠司ほか】COVID-19感染制御のための接触確認アプリの機能的側面と、個人および公衆衛生にとっての利益とのトレードオフに関する一般市民の意識調査
■上記論文に関するプレスリリース
■【尾藤誠司】デジタル連絡先追跡アプリによる個人情報の検索に関する倫理的、法的、社会的問題に関するコメンタリー
■【奥村貴史,米村滋人,藤田卓仙】携帯電話の位置・接触情報を用いた感染リスク管理の歴史・現状と課題情報処理学会論文誌 63巻5号